人気ブログランキング | 話題のタグを見る

教会のご案内


by urawalutheran

9月7日 聖霊降臨後第13主日

主 日 礼 拝 式 次 第
前  奏     
初めの歌      「いともとうとき」- 165 –
罪の告白とゆるしの言葉        式文1頁
キリエ/グロリア式文2頁
特別の祈り       週  報
聖書朗読
 第一朗読 イザヤ56:1~8  旧1117頁
第二朗読 ローマ11:25~36新282頁
讃 美 頌      詩篇67編週   報
福 音 書  マタイの福音書15:21~28新28頁
み言葉の歌     「いさおなきわれを」 - 306-
説  教  「パンくずのちから」梁煕梅師
信仰告白        使徒信条   式文4頁
奉献と奉献唱式文5頁
奉献/教会の祈り      式文6頁     
聖餐の歌「み糧にあずかる」- 255(5-8) -
序  詞
サンクトゥス式文7頁
設定の言葉式文8頁
アグヌス・ディ式文9頁
配  餐
聖餐の感謝式文10頁
派 遣の 部                   式文11頁
ヌンク・ディミティス   
祝    福  
終わりの歌        「うれしき恵みよ」   - 402-

今週の説教要約
マタイによる福音書15章21~28節/イザヤ56章1~8節
「パンくずのちから」
マルク・シャガールの絵は、絵の中の人がぐるぐると回ったり、飛んだりするようなものが多い。そのような絵を描くシャガールを理解できない人はシャガールに聞く。どうして人が回ったり飛んだりしているのか?シャガールは答える。「人が回るのは地球が回っているから。人が飛ぶのは、飛べないから」と。
人は、重力という法則によって、地面から離れて回ったり飛んだりすることができない。同じように、私たちの生活も、様々な重力に囲まれている。政治的な力という重力、経済の力という重力、民族の違いから来る差別という重力、または親や恋人や友達という身近な関係からくる拘束という重力、美容や健康志向に縛られるという重力。
カナンの女性。彼女は「ユダヤ人」の男性に対して「異邦人」の女性ということが理由で、イエスに近づくことがゆるされなかった。だけど、いのちのように大切な娘を病気から救わなければならない。だから、彼女は、必死でイエスに近づく。そして「子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのはよくない」と言うイエスの言葉に、「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただきます」と訴える。支配者側の男性と被支配側の女性という隔てを彼女は崩した。大切なのは、娘を病から救いたいという一念のみ。
彼女は、その必死さのゆえに、自由に飛べる人になった。あらゆる力に抑えられて地面から飛べない状況を変え、自由に飛べる人になったのだ。人が置いた壁を、粘り強い必死な訴えによって崩し、彼女は娘を病気から救い出すことができたのだ。
共産主義国家では信仰の自由が許されていない。しかし、信仰の自由が認められている民主主義国家に暮らしている私たちは、本当に、イエスだけを必死に求めているのだろうか。そして、イエスを求めねばならない自らの痛みに気づいているだろうか。あまりにも簡単に、速やかに生活の多くのことが解決されるとき、イエスは飾り物のようになってはいないだろうか。
病の中に置かれた大切なもの、それを救うのはイエスのみ。私の大切なもの、それは何?それを病から、闇の力から救い出すことのできる方にこそ求めたい。そこにこそ、地面から飛び回る自由があるところ。

詩編  67編
神(かみ)がわたしたちを憐(あわ)れみ、祝(しゅく)福(ふく)し、み顔(かお)の輝(かがや)きをわたしたちに向(む)けてくださるように、
あなたの道(みち)をこの地(ち)が知(し)り、み救(すく)いをすべての民(たみ)が知(し)るために。
神(かみ)よ、すべての民(たみ)が、あなたに感(かん)謝(しゃ)をささげますように。
すべての民(たみ)が、こぞって、あなたに感(かん)謝(しゃ)をささげますように。
諸(しょ)国(こく)の民(たみ)が喜(よろこ)び祝(いわ)い、喜(よろこ)び歌(うた)いますように。
あなたがすべての民(たみ)を公(こう)平(へい)に裁(さば)き、この地(ち)において諸(しょ)国(こく)の民(たみ)を導(みちび)かれることを。
神(かみ)よ、すべての民(たみ)が、あなたに感(かん)謝(しゃ)をささげますように。
すべての民(たみ)がこぞって、あなたに感(かん)謝(しゃ)をささげますように。
大(だい)地(ち)は作(さく)物(もつ)を実(みの)らせました。
神(かみ)、わたしたちの神(かみ)が、わたしたちを祝(しゅく)福(ふく)してくださいますように。
神(かみ)がわたしたちを祝(しゅく)福(ふく)してくださいますように。
地(ち)の果(は)てに至(いた)るまで、すべてのものが神(かみ)を畏(おそ)れ敬(うやま)いますように。
父、み子、聖霊なる神にみさかえ。
はじめも今ものちも代々に絶えず。アーメン


主日の祈り
全(ぜん)能(のう)・永(えい)遠(えん)の神(かみ)さま。
あなたは、信(しん)じる者(もの)に、まことに貴(とうと)い約(やく)束(そく)を与(あた)えられました。あなたの約(やく)束(そく)を信(しん)じて、あらゆる疑(うたが)いに打(う)ち克(か)つ強(つよ)い信(しん)仰(こう)を与(あた)えてください。
み子(こ)、主(しゅ)イエス・キリストによって祈(いの)ります。アーメン

お知らせ
9月7日(日)礼拝後、役員会が行われます。
9月4日(木)午前10時半より北郷兄宅で家庭集会(聖書研究)が開かれます。参加希望の方は北郷姉まで連絡してください。
9月18日(木)午前10時半より吉田ひろみ姉宅で家庭集会(聖書研究)が開かれます。参加希望の方は吉田ひ姉まで連絡してください。
9月21日(日)はルーテル学院のスクールフェアのため、礼拝は大宮教会にて合同で行います。学院内での礼拝は行いません。ご注意ください。
大宮シオン・ルーテル教会
さいたま市北区東大成町1-229  ☎048-663-0215
10月4日(土)関東地区婦人のつどいが六本木教会で行われます。浦和ルーテル学院の生徒のハンドベルも予定されています、申込みは9月14日までに槇尾姉まで。
by urawalutheran | 2014-09-06 14:31 | 今週の礼拝