人気ブログランキング | 話題のタグを見る

教会のご案内


by urawalutheran

2月15日 変容主日

主 日 礼 拝 式 次 第
前  奏     
初めの歌    「うるわしき」     -175-
罪の告白とゆるしの言葉        式文1頁
キリエ/グロリア 式文2頁
特別の祈り        週報2頁
聖書朗読
 第一朗読 列王記下2:1~12   旧578頁
第二朗読    Ⅱコリント3:12~18      新318頁
讃 美 頌       詩篇97     週報2頁
福 音 書   マルコの福音書9:2~9  新75頁
み言葉の歌     「いとうるわし」 -148-
説  教  「メシアの秘密」   李正雨師
信仰告白        使徒信条    式文4頁
奉献と奉献唱 式文5頁
奉献/教会の祈り       式文6頁
聖餐の歌  「主はのたもう」       -259(7-9)-
序  詞                      式文7頁
サンクトゥス
設定の言葉   式文8頁
主の祈り
アグヌス・ディ 式文9頁
配  餐
聖餐の感謝 式文10頁
派 遣の 部                    式文11頁
ヌンク・ディミティス    式文12頁
祝    福  
終わりの歌       「まぶねの中に」 -307-

本日の説教要旨
マルコによる福音書2章1~12節
   「イエスだけが一緒におられた」 (梁 熙梅師)
今日は変容主日。主の変容に関しては5世紀頃から大いに取り上げられてきました。聖書の中の三つの共感福音書が記しているほど、とても大切な出来事として理解されていたのだからと思います。
主の変容は主の受難と深い関係にあると言われます。モーセとエリヤが現れてイエスと交わした言葉は、主の受難に関することであったと。それについて聖書は何も記していませんが、主の第一と第二の受難予告の間に入れられていることからも主の受難と関係があることがわかります。そして、人間の鈍い心が現れるという点においても、高い山での変容の出来事が主の受難と深い関係性を察することができます。
つまり、主の受難を前にして、人は希望を失い挫折し、ついには十字架の主を置いて逃げ去ります。自分が描くままに神は答えてくたらいい、私が喜ぶことを神は準備されるはずと思うから、人は主の受難を理解したくないのです。今日の高い山での出来事の中にいるペトロという人が現す心の中の欲望と執着。主の変容と死んだはずのモーセとエリヤと主との話し合いを、自分の欲望や執着の中でしか理解しようとしない人の鈍い心と神の一方的な愛の心が交差するところ。変容の山です。
ですから、変容とは、鈍いペトロの心をしている私たちが主の受難を理解し、受け入れる中でこそ復活が起こり、新しいいのちが沸き出でるということを体験して行く出来事なのです。その出来事の中には、私の努力の手答えを感じることもなく、計画とおりに物事がなっていかない、けれども喜びがあります。なぜなら、そこにはただイエスだけが一緒にいてくさるから。貧しい人たちの中に、多くの弱さを抱えている人の姿をして、主が共におられるそこは自由と平等があり、平安が限りなく広がるところ、そこへ主の変容の出来事は私たちを招いているのでしょう。


お知らせ
*4月より笠原光見神学生が浦和教会に派遣されることが決まりました。
*本日、午後3時より関東地区教会会議が開かれます(東京センター教会)。東海林議長が出席します。
*毎月第1・3木曜日10時半より教会で聖書勉強会を行っています。
どなたでもご参加ください。次回は2月19日(木)になります。
*2月22日(日)午後3時より埼玉分区総会が開かれます(浦和教会)。
 また当日は、午後4時より「神学校の夕べ」が日本福音ルーテル東京
教会で行われます。笠原神学生も説教をします。
*3月8日(日)午後3時より神学校の卒業式がセンター教会で行われます。日本ルーテル教団では笠原神学生が卒業されます。
by urawalutheran | 2015-02-14 22:05 | 今週の礼拝