2018年7月29日 聖霊降臨後第十主日
2018年 07月 29日
主日の礼拝式次第
前 奏
初めの歌 「ゆくてをまもる」 -461-
罪の告白とゆるしの言葉
キリエ/グロリア
主日「特別の祈り」
神さま。
あなたは思いにまさる喜びを、愛する者に与えられます。すべてにまさって、あなたを愛する心を私たちの中に興し、私たちの願いを超えたあなたの約束に与からせてください。
み子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン
み言葉の部
聖書朗読
第一朗読 哀歌 3:22-33 旧1289頁
第二朗読 Ⅱコリント 8:1-15 新333頁
讃 美 頌 詩編121編 週報2頁
福音書 マルコ福音書5:21-43 新70頁
み言葉の歌 「いさおなきわれを」 -306-
説 教 「恥も外聞も捨てて」 笠原光見牧師
愛するわが子が重い病に罹ったとき、父や母の心は激しい痛みと悲しみに覆われることでしょう。これまでの何不自由しない暮らしも脆く崩れ去っていきます。地位や名誉や富んでいることなどの表面的な幸せは空しいものとなるでしょう。そして死を前にして人間の無力さに絶望します。会堂長のヤイロは幼い娘が死にそうであることから、イエスさまの前に進み出て、足元にひれ伏し、娘を助けてください、と何度もお願いした、と聖書は言います。会堂長とは人々から尊敬され、聖書のこと律法のことなどを人々に教え、導く指導者です。その会堂長のヤイロが、会堂長であることのプライドを捨て、人々に見られていることから生まれる恥ずかしさや、情けなさの思いを越えて、イエスさまの前にひれ伏し、娘の助けを何度も、何度も願うのです。すべては愛する我が子のためにです。愛するわが子のためなら、愛するわが子のいのちのためなら恥も外聞も捨てる。しきりに娘の助けを願う会堂長のヤイロの姿からほとばしるわが子への愛を、イエスさまは感じ取っていたに違いありません。その思いに応えようとするイエスさまの姿はまさに神さまのみ心を表すものです。イエスさまが人々に表した神さまの愛は無償の愛であり、徹底的に利他的ない愛です。ご自身の権威、権力、栄光などすべて捨てて人に仕え、人びとの痛み、悲しみ、苦しみに寄り添い、人の罪を背負い、十字架の死に向かう限りない愛です。イエス・キリストはご自身のいのちを捨てて人のいのちを生かそうとする限りない愛をもってどうすることもできない痛み、悲しみ、苦しみ、不安、恐れを抱えるすべての人を包み込み、共に克服し、共に生きることを望まれるのです。会堂長ヤイロも病に罹っていた女性も、イエスさまに近づき、イエスさまと共に痛みも恐れも克服します。私たちもただひたすらにイエス・キリストを信じて、湧き上がる不安や恐れを主イエスと共に乗り越え、克服していくものでありたい。
信仰告白 使徒信条 式文4頁
奉献の部
奉献(献金)と奉献唱
奉献の祈り/教会の祈り
聖餐の部
聖餐の歌 「カルバリの十字架に」 -253-
序 詞 式文7頁
サンクトゥス
設定の言葉 式文8頁
主の祈り
アグヌス・ディ 式文9頁
配 餐
聖餐の感謝 式文10頁
派遣の部 式文11頁
ヌンク・ディミティス 式文12頁
祝 福
終わりの歌 「主イエスの血潮と」 -317-
後 奏
お知らせ
*鵠沼教会の士反賢一師が7月23日(月)天に召されました。
ご家族の方々と教会のために、お祈りをお願いいたします。
*夏期特別献金の時期となりました。心にとめ、できる限りの献金をお願いいたします。
*7月より教会の敷地に車を停めていただくようになりました。
できるだけ多くの方の車が停められるように、奥から順番に駐車をお願いいたします。
*教団から西日本豪雨災害義捐金のお願いが来ています。皆さまのご協力をお願いいたします。
*古本・中古CD・DVD献金を続けています。締切8月31日です。
*今年もクリスマスツリー・イルミネーションのための献金にご協力ください。よろしくお願いいたします
*「聖書に親しむ会」次回は8月2日(木)午前10時半から。
*「夕礼拝」次回は8月28日(火)午後7時半から。(8月14日火曜日の夕礼拝はお休みです)
*「ミュージックアーク」次回は10月6日(土)午後5時から。
今週の笠原牧師スケジュール
29日(日) 聖霊降臨後第十主日礼拝
30日(月) 関東地区ジュニアユース夏の集い@鵠沼
31日(火) 休み
8/1日(水) 教会/牧師館
2日(木) 聖書に親しむ会
3日(金) 教会/牧師館
4日(土) 教会/牧師館
来週の礼拝予定
聖霊降臨後第八主日礼拝 2018年8月5日
聖 書 マルコ6:1-6a
讃美頌
讃美歌 ありがとう、393、254(聖餐)、父の涙
説 教 「たとえそうであっても」
説教者 笠原光見牧師